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2026SS New Collection “Ligament Metal”

tonysame: japan 細井

トニーセイムジャパン代表取締役社長。
視力は良いものの、地元の眼鏡店で出会ったメガネに惚れて購入したことがきっかけでこの世界へ。高校卒業後はアジアを中心とした世界を旅する。41歳3児の父。ビザールプランツ(珍奇植物)にはまり、海外から個人輸入したりしている。

tonysame: japan 塚本

メガネのデザインをメインに販促物やディスプレイなども担当。
最近は可愛い家具を探すのにハマっています。今年の目標は料理をすることです。

今回のligament Metalのバリエーションは面白いですよね。
同じシリーズの中でも、TS-10929とTS-10930で全然方向性が違う。

そうですね。開発のスタート地点は同じなんですけど、着地した場所はかなり違います。

TS-10929-003 (手前)ボルドー TS-10930-1(奥)マットブラック

TS-10929は僕の好みが結構強く出ていて、TS-10930は塚本さんらしさが強く出てる。
そんな感じですよね。

そうだと思います(笑)。

まずTS-10929。これは完全に私が好きで作りました(笑)。

TS-10929-005 オレンジブラウン

ですよね(笑)。かなり細井さんらしいモデルだと思います。

ヴィンテージのメタルフレームって昔から好きなんですよ。
でも、そのまま復刻しても今掛けるとちょっと古臭く見える。
そこをいかに今の時代感で掛けれるバランスにできるかを考えました。

特に特徴的なのがブリッジですね。正面から見ると二又に見えるダブルブリッジ構造になっています。

ここが一番のポイントですね。
普通のお客様は気付かないかもしれない。でも好きな人は絶対見てくれると思います。

昔のヴィンテージフレームへのオマージュですね。

そうそう。こういうディテールって掛けている本人が一番嬉しかったりすると思いますし、
結構アクセントになります。

そういったディテールを用いながらも、単純な模倣ではありません。
シェイプはオーバルですが、サイズ感やラインは現代的に調整しています。

ヴィンテージのディテールなんだけど古く見えない。そこが大事でした。

基本的な構造はこれまでもLigament Metalでやっている、ダブルリム構造です。

近くで見るとしっかりと作り込まれているのが伝わるデザインだと思います。
パッと見はシンプルなんですけど、高級感も感じて頂けるんじゃないかと。

TS-10929-004 カーキ

対してTS-10930。こちらは全然テイストが違いますね。

TS-10930-003 シャーリングライトベージュ

全然違います(笑)。私はこちらの方が自分らしいと思います。

届いたら速攻で掛けてたもんね。

はい!今回意識したポイントは「素顔感」ですね。
メガネが主張するのではなく、掛ける人が出来る限り自然に見えること。

「素顔感」の極みでいえばリムレスなんだろうけど、
私リムレスって逆に眼鏡が際立つような気もしていて。特に今はトレンドということもあって、
リムレス掛けている人を「素顔」と感じる方は逆に少ないんじゃないかな。

そうなんですよね。それに対して、今回はハーフリムのメタルを題材に選びました。

まずこのサイズのボストンで、ハーフリムって本当に少ないですよね。

かなり珍しいと思います。ボストン特有の柔らかさは残しながら、下リムを無くすことで軽さを出しています。

しかもクラシックじゃない。ここが面白いんじゃないかな。

TS-10930-002(手前) ボルドー TS-10930-001(中央) ブラック

tonysame:らしいカラーリングを用いることでクラシックではなく、今っぽい印象にしました。

色そのものよりも、掛けた時に生まれる空気感で選んでもらいたいよね。

色が先に来るんじゃなくて、上品さや柔らかさ、知的な印象として伝わる。それぞれそんなカラーを目指しましたので、
そのあたりを感じて選んでもらえると嬉しいですね。

あと忘れちゃいけないのがLigament。

TS-10930-005 ネイビー

βチタンで出来たバネパーツです。
今回も、テンプル内に組み込んでいます。

パーツとしてはほとんど見えないですよね。

はい。横顔から見ても主張しない。
ただ、掛け外しによる負荷はしっかり吸収してくれます。

特に機能は主張していないんだけど、長く使ってると、「いつもよりメガネがずれてこないな」=メガネ屋さんのフィッティングがそのまま継続している、ことに気づいてもらえると嬉しいよね。

そうですね。

TS-10929とTS-10930。ここまで方向性が違うのに、どちらもtonysame:らしい。面白いですよね。

好きなものは違っても、目指している上品さは同じですからね。

僕の趣味全開のTS-10929。

私の今の気分を詰め込んだTS-10930(笑)。

ぜひかけ比べてください。その違いも楽しんでいただけると思います。