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今年は…

トニーセイムは2010年に立ち上がったブランドです。
つまり今年で…

tonysame: japan 細井 礼

トニーセイムジャパン代表取締役社長。
視力は良いものの、地元の眼鏡店で出会ったメガネに惚れて購入したことがきっかけでこの世界へ。高校卒業後はアジアを中心とした世界を旅する。35歳3児の父。最近の趣味はFPVドローン

tonysame: japan 高木 良輔

1998年にキクチ眼鏡専門学校に入学し、眼鏡セレクトショップでのアルバイトを開始。卒業後の2002年眼鏡フレームメーカーに就職し、11年間勤務。2013年にトニーセイムジャパン入社。直営店勤務、営業を経て現在は商品企画を担当。

2020年は特別な年なんですよ。

そうですね。

10周年です。

はい。

そういえば、10年前はこんなロゴでした。

ご存知の方も多いのではないかと思います。

そして3年前にリブランディングを行い、現在のロゴに変えました。

2017年のリブランディングに伴い新しいブランドコンセプト「connect つながる」を表現したロゴ。
ブランド名の後につけた「:コロン」は、その右側と左側を「つなげる」という意味を持ち、トニーセイムというブランドが様々なヒトやモノ、場所などにつながっていくことによって、新しいブランド像を作っていくという意味が込められている。


まさにこれからのtonysameを表現するロゴです。
「connect つながる」というコンセプトから、皆さんしっかり意味から覚えてくださってる気がします。

私もブランドロゴを変えると言うのは初めての経験でしたので、不安な部分もありましたが、結果的にこれからの私たちの姿を表現する事が出来ました。

自分たちが一度こういうことをすると、他社さんのロゴが気になりますよね。このデザインはどういう意味なんだろう…みたいな。

わかります笑
私は結構すぐ調べちゃいますよ。

フォント一つとっても込められた意味があるっていうのも、このリブランディングを通じて勉強になりました。


ロゴのベースになったフォント Rotis Semi Sans
ドイツデザイン界の巨人といわれ、ミュンヘンオリンピックやルフトハンザ航空のディレクターを務めたオトル・アイヒャーがデザイン。
サンセリフ書体(日本語でいうゴシック体)とセリフ書体(日本語でいう明朝体)の二つの特徴を併せ持つ。

フォント選びの段階から、トニーセイムのつながるという思想が込められている。

2020SSコレクション


昨年は、この節目の年に向けて色々と考えました。特に商品展開に関しては、何か意味のあることをしたいなぁと。

10周年だからこそのものですね。

あんまり表立っては言ってないですけど、私の中で、今年のテーマは「respect the past show the Next」つまり、「過去に敬意を払い、これから先のトニーセイムを表現する。」というものでした。

そこで、春の新商品で過去のコレクションの復刻企画「re:product」と「ベストセラーのニューカラーコレクション」を出して、
秋の新商品で「あれ」を出すわけですね。

その通り。
復刻というと簡単に聞こえますが、そこに敬意があるからこそ、もっと良くできないか?ということに真剣に向き合ったつもりです。

今年は春から半年かけて、トニーセイムってこういうブランドだよねというのを改めてしっかり伝えて、その上でこれからのトニーセイムのあるべき姿を眼鏡店の皆様、エンドユーザーの皆さまとのコミュニケーションを踏まえて、固めていくつもりです。

かなり気が早い気もしますが、秋も楽しみですね。

そして私は今2021年の企画の概要を考え始めています笑