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2022AW NewCollection”Ligament Acetate”

2022AW 新コレクションである”Ligament Acetate”をご紹介

tonysame:japan 細井 礼

トニーセイムジャパン代表取締役社長
視力は良いものの、地元の眼鏡店で出会ったメガネに惚れて購入したことがきっかけでこの世界へ。高校卒業後はアジアを中心とした世界を旅する。38歳3児の父。2022年、最近はビザールプランツ(珍奇植物)にはまり、海外から個人輸入したりしている。

tonysame:japan 中村 聖

トニーセイムジャパンショップマネージャー兼営業担当
眼鏡の加工やフィッティングなどの技術には定評のある、tonysameの頼れる職人肌。趣味は山登り、料理など多数。調理器具にはこだわりがあり、鉄のフライパンは4つ所有。最近中華鍋を買ったらしい。

新型紹介はLigament Acetate(リガメントアセテート)からスタートです。

ビジュアルではエネルギッシュな2人にかけてもらいました。

新シリーズですね。
この二人、相当個性のある2人ですが、フレーム負けてないですね笑

はい。
ここ数年のトニーセイムってどちらかというと「細身ですっきり」がメインだったじゃないですか。

そうですね。
一部極太のモデルなんかも作ってはいますが、メインはあくまで細身ですね。

そう。
細身のスタイルはある程度定番として確立できているので、
もう少し存在感のあるプラスチックフレームのシリーズを創りたくて企画しました。

決して太いわけではないですが、
アセテートの質感をしっかり感じていただけるバランスになりましたね。
やっぱりこういった色柄がしっかり出るプラスチック生地はトニーセイムらしいですね。

使っている「プラスチックのカラーとレンズシェイプ」のバランスで「存在感とかけやすさ」を両立することを目指しました。

なるほど。

初回は2型。細身のウエリントンとボストンシェイプです。

レンズシェイプかなり悩まれてましたよね?

凄く時間をかけました。

新シリーズって当たり前ですけどそのシリーズの個性がまだ固まっていない段階なので、
初回のレンズシェイプはコレクションの今後の方向性を決める非常に大事な要素ですので。

悩んで悩んで。。最もベーシックなところに行ったと。

その通り。

太くて個性の強いシリーズはTS-10911シリーズがありますしね。
「プラスチックの質感と存在感をより多くの方に楽しんで頂く。」
そんなイメージですね。

【TS-10911シリーズ → tonysame:2021AWcollection [ T-cut ] – tonysame

ですね。今はマスク生活の影響もあり、すっきりしたフレームが人気ですが、
来年以降、太めのフレームをかけたいと言う方が増えてくると思っていて、そういった方への提案ですね。

本当にトニーセイムらしい狙いすましたベーシックシェイプです。

今回は細かいディテールにもこだわりました。

カッティングはかなり細かく工場さんに指示を出してますよね。

はい。一番特徴的なのはこのフロントの外端の部分に入れた「くの字」のカットですね。

こういったラミネート系の生地だとわかりやすいですね。
表側の生地と裏側の生地の表情を楽しんで頂けます。

ここが角ばって残っているのと、カットが入っているのではかなり印象が違うんです。
こういったカラーですと、お顔に載せたときにもアクセントになります。

このあたりのミックスカラーは10月に行った展示会でも非常に評判が良かったです。

この生地ねー。。。光が通るとめちゃくちゃキレイなんですよ。。。

あんまりフレームメーカーがしない写真の撮り方笑
気持ちはわかります・・・笑

こちらはまるでミルフィーユのように生地を重ねて創ってあるプラスチック生地。

こちら自分でもかけたいです。

光が通るとね。。
本当に美しくて。。

たまんないですね。自画自賛ですが。。

良いじゃないですか!自信作ですから!!

ですね!
機能性パーツのリガメントも新設計です。
今回はバネ部分を長めにデザインすることで可動域をしっかり確保しました。

装用感は抜群に軽いです。

こういう見た目のプラスチックフレームは圧迫感のあるものも多いので、
こちらのモデルは見た目とかけ心地に、かなりギャップがあると思います。

お顔に載せて驚いて欲しいですね。

店頭でぜひ!!