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2023SS Collection “T-cut”

tonysame:japan 細井 礼

トニーセイムジャパン代表取締役社長
視力は良いものの、地元の眼鏡店で出会ったメガネに惚れて購入したことがきっかけでこの世界へ。高校卒業後はアジアを中心とした世界を旅する。38歳3児の父。最近はビザールプランツ(珍奇植物)にはまり、海外から個人輸入したりしている。

tonysame:japan 塚本 野乃花

入社3年目。日々の業務は主にPOPや什器のデザイン・撮影やフレームのデザイン担当。
趣味はLEGOとネイル 褒められて伸びるタイプ
GWは韓国旅行を満喫

引き続き、新作をご紹介していきましょう!

OK。次はT-cutの新型かな。

今期は2型発表しました。
TS-10923とTS-10924です。

良い感じ。
TS-10923はメタルフロントにアセテートテンプルのコンビネーションフレーム。
実はファーストロットは完売です。

上からTS-10923-033/TS-10923-1001
上からTS-10923-1000/TS-10923-282

ありがたいですね!

こだわったポイントはどこかな?

一番こだわったのはサイズ感ですね。
トニーセイムらしい、幅広い年齢層の方々にかけていただけるバランスを目指しました。

TS-10923-1000

そうだね。
ボストンシェイプと言っても本当に沢山のバリエーションがある中で、
今回は天地幅(レンズの上下幅)とレンズサイズ、そしてブリッジサイズのバランスにこだわったよね。

はい。しっかりとボストンシェイプを感じながら、天地を極力抑えることで、
あくまで上品なシェイプとしてかけていただけると思います。

ブリッジ18mmというのも色々考えた結果だよね。
一般的には20mmとか、21mmとか広いものが多い中、あえて18mmにすることで、小顔の方や、
度数の強い方にも喜んでいただけるバランスになりました。

カラーは今回4色中3色をツートンカラーにしました。
メタルとプラスチックの組み合わせもこだわりました!

可愛いけど、上品さもあるよね。
033のマットブラウンと282ネイビーゴールドに使用したプラスチック生地が特徴的だよね。

TS-10923-033
TS-10923-282

キャンディみたいで、とても楽しいカラーです。
トニーセイムらしいカラフルさを楽しんで頂けると思います。

そしてTS-10924。
こちらは、トニーセイムらしい「アセテートリムとメタルリムのコンビネーションを」ということで開発したシリーズ。

TS-10924

トニーセイムらしさ。。。

一般的なフロントのコンビネーションというと、どうしても奥行が出てしまうものが多いじゃない。

はい。

「トニーセイムらしさ」の一つとして、「薄さ。軽さ」というのがあると思うんだけど、こういった構造のもので表現できないか?と考えたんだよね。

そこで開発したのが、「プラスチックのインナーリムをナイロン糸で吊る」という組み方なんですね!

TS-10924-015
TS-10924-071

この組み方をすることで、奥行を大きくセーブすることができて、
かなりすっきりとした見え方になりました。

正面からみるとちゃんと「コンビネーション感」は表現できていると思います。

そうだね。ただ、コンビネーションフレーム特有のボリューム感や、
存在感は極力抑えられているので、とてもすっきりとかけていただけると。

レンズシェイプはお顔をすっきりと見せてくれるボストンシェイプです。
TS-10923と比べると天地を持たせて、よりクラシックなボストンシェイプになるようイメージしています。

ボストンシェイプが好きな方にしっかりとご支持いただけるバランスだね。

はい!
そういえば今回はプラスチック部分に「バイオアセテート」を使用したんですよね?

そう。近年注目の高まっている素材で、環境負荷が少なく、
工場の皆さんの健康被害も軽減できる素材です。

アパレル業界なんかではそういった取り組みが当たり前になってますもんね、、!

そうだね。メガネ業界でも少しづつ広がっている印象かな。

積極的に取り組んでいきたいですね。