voice

special voice vol.02 キクチメガネでしか手に入らない 特別なトニーセイム。

トニーセイムのアイコンの一つであるブロータイプに、今のトニーセイムを象徴するNewwaveを組み込んだ、キクチメガネ100周年を祝う特別なフレームTSK-100。

それはもう本当に一筋縄ではいかない企画でございました…

株式会社キクチメガネ 商品部MD 柳生 源喜

2004年入社、2010年から商品部に配属され、ブランド/OEM/SGと担当の仕事をこれまでに一通り経験し、今年で10年目を迎える。仕事と家事、育児に追われる今年不惑?の40歳。

tonysame:japan 細井 礼

トニーセイムジャパン代表取締役社長。
2013年、当時トニーセイム直営店のスタッフだった頃、会長から急に卸の営業への異動を命じられる。そしてキクチメガネさまの担当になり、右も左もわからず、沢山ご迷惑をおかけしながらキクチの皆さまに育てていただき現在に至る(未だ日々勉強させていただいております…)




商品紹介はやはりこちらから。
TSK-100です。

昨年秋に「きみはしあわせ1000%」の第一弾企画として、全店でご展開いただきました。

キクチメガネさまの100周年を祝うモデルとして、御社でのみご販売いただいている限定モデルです。

昨年量産分が届いた時には「やっと届いた…」と感慨深かったのを覚えていますよ。

はい。基本構造のコンセプトができてから、2年以上お付き合いいただいて形になりました。

時間かけただけあって、本当に良いものができましたよね。
おかげさまで販売も絶好調ですよ!

ありがとうございます。
ブロータイプはまさにトニーセイムを代表するデザインです。
そこにもう一つ今のトニーセイムを代表する機能性パーツであるNewWaveを組み込むというコンセプトです。
ただ、これが本当に難しかった。

型修正も何回もやってましたよね?
2回?3回?

思い出したくないです…
今手元にあるプロトだけでこんなにあります。

おー!並べて見たのは初めてです。
確かに一つ一つパーツの造形が違いますね。
試行錯誤の跡が見て取れます。

ファーストサンプル スリットの数が多く、かなり柔らかい
セカンドサンプル 量産に近づいてきているが、ブローラインとのデザインバランスに難があった
サードサンプル 写真では分かりにくが、フロントからテンプルにつながるラインが整ってきた

柔軟性のバランスと、デザインのバランスを取るのが非常に難しかったです。

3枚目のサードサンプルでかなり良いところまで詰めることができました。

そしてこちらが量産品です。

最後の最後でかなり修正が入ってますね。
フロントのブローバーが曲智と言えるくらい長くなってますね。

はい。フロントの流れるラインを作るために、最後の最後で作り直しました。
それに伴い、丁番のコマも、一枚ゴマと二枚ゴマが前後で逆になってます。

ほ、本当ですね。。
ほぼ別物じゃないですか笑

はい。とにかくシームレスなラインを実現するために、最後までこだわり抜きました。

確かに思い出したくないと言うのがわかりますよ笑
ただ、店舗のスタッフからもかけ心地が抜群だと報告が届いています。

ありがとうございます。
幅の調整などもしっかりできるように考えております。

カラーは森社長と角田部長、柳生さんにお選びいただきました。

モダンも時間をかけてお選びいただいただけあって見応えのあるチョイスです。

確かに、どれも良い意味で主張がありますね。
トニーセイムの魅力はやっぱり色だと思います。

私は個人的にこちらのブラッシュゴールド/ブラウンが気に入ってます。落ち着いた色味ですが、トップにマットカラーを持ってくることによってシャープさが際立っています。

トニーセイムのブロータイプは対象年齢がとても広いんです。
はっきりしたバイカラーからこういったカラーまで抑えておくと提案の幅はとても広がります。

キクチさまの全店展開のスタートをこちらの品番で切れたのは、本当によかったと感じています。
まさにトニーセイムを象徴する品番ですし、機能性もこれまでの集大成と呼べるものになったと思います。

そうですね。
まずはしっかりと弊社のメイン顧客である40代後半〜50代男性への提案できる商材が入ってきて、店舗スタッフもキクチメガネで活躍するブランドだと言う認識は持ってもらえたと思います。

次に展開する、VALとNewWaveでもう少し若い層や女性への提案も強化していきます。

承知いたしました!
次回は女性からの評価も高い、VAL(バーチカルアセテートライト)をご紹介いたします。