voice

tonysame: メガネの辻野 special voice part.1

店主のキャラクターと、軽快なトークを支える眼鏡に対する知識と熱量が人気の「メガネの辻野」店主とトニーセイム ジャパン高木によるspecial voiceをお楽しみください。

メガネの辻野 辻野 智久

1975年10月25日生まれ。大阪府八尾市出身。眼鏡業界25年目。
趣味は、バスケットボール・ゴルフ・登山・スポーツバイク・車・時計・靴・ステーショナリー。

tonysame:japan 高木 亮輔

1998年にキクチ眼鏡専門学校に入学し、眼鏡セレクトショップでのアルバイトを開始。卒業後の2002年眼鏡フレームメーカーに就職し、11年間勤務。2013年にトニーセイムジャパン入社。直営店勤務、営業を経て現在は商品企画を担当。

辻野さんお疲れ様です。
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
これって今から話してそこからどうなるんでしたっけ?

辻野さんの言葉の温度と内容をできるだけそのままテキストにしてvoiceのコンテンツにさせていただきます。

なるほど。わかりました。

今回はメガネの辻野さんにおいて、トニーセイム が果たしている「役割」みたいなものをお伺いできればと思っています。

本題に入る前に、最近お店の様子はいかがですか?

現状、営業時間を短縮して、予約制での営業にしています。
今の状況からすると1組ずつのご対応にならざるを得ないのですが。。。

そうですよね。以前はお店にお伺いすると辻野さんが2〜3組のお客様を同時に対応されているようなこともお見かけしたことがあります。今後はニューノーマルに向けて色々変化していくタイミングですよね。

そうですね。お客様が安心してくださることが一番ですからね、お盆からはフェイスシールドも用意しました。

万全ですね。ぜひお客様には安心してメガネ選びをしていただきたいです。

そういえば、先日のWWD見ましたよ!すごい載り方でしたね笑

見てくれました?僕自身はまだ紙面では見てないんですよ。
WWDってどこに行けば買えるんですか?

東京だと地下鉄の売店で売っているのも見たことあります。以前銀座で働いていた時に良く見ました。
「やっぱり銀座線は違う。売店でWWD売ってるし。」って思ってました笑

ツタヤ行けばありますかね?この取材終わったら行ってみようかな。

ツタヤであれば確実にあると思います。
裏表紙面にかなり大きい写真で載っていたので、ちょっとびっくりしたぐらいでした笑

さて、本題に入っていきたいんですが、そもそもトニーセイム の取り扱いを考えていただいたのは何がきっかけだったんですか?

何かのメディアを通じてトニーセイムさん を知ったんです。
で「これだ。」と。

お店をオープンしてから少し時間が経過して、お店としての立ち上げから、次のフェーズに入ろうとしている時期だったと思います。僕がトニーセイムさんの取り扱い始めたのはいつでしたっけ?

2014年ですね。アセテートライトを発表したのが2013年なんですが、ちょうどお客さまからの評判も上がってきたタイミングで、辻野さんにもスタートでしっかり仕入れていただいたのを覚えています。

確かにそうですね。それぐらいの時期ですね。
お店始めて今年で丸8年ですから。

新しいブランドを探していたタイミングだった、ということですか?

そうですね。

どういったイメージで探されていたんですか?

そうですね。「日本にルーツのあるブランド」というんですかね。
日本製という意味ではなく、日本のメーカーでもなく、「これが日本の眼鏡です。」と言い切れるブランドを探していたと思います。

なるほど。。。トニーセイム は香港でスタートしたブランドですが、まさに「日本にルーツ」があり、「日本製」だけではない、ただ間違いなく「日本人のためのブランド」でもあるということは言えます。

選んだ理由は価格帯であったり、僕が今までつながってきた人との背景もあったり・・・と理由はいっぱいあります。

それでトニーセイムさんにコンタクトを取ったところ、ちょうど大阪出張のタイミングだったということで高木さんが商品を持ってきてくれて・・・という流れです。

そうですね、私も当時営業担当としてお伺いさせていただいたので良く覚えています。
まずは見ていただいて検討いただければと思っていたら、「今日は見るだけですか?」と取り扱いに向けて非常に前向きな言葉をいただいたのを覚えています。

誤解の無いように言わしていただければ「普通に売れるブランド」が欲しかったんですよ。

「普通に売れるブランド」。言葉としてはとてもありがたいお言葉です。

それはトレンドを地でいくブランドとも違うし、有名アパレルブランドのライセンス商品でもない。ただ当然ブランド力も必要なわけで。
結果的には思惑通りのお客様にお喜びいただけました。

それは良かったです。時期的にもちょうど良かったんでしょうか?

そうですね。今思うとお店としてもちょうど次のフェーズへという時期で、トニーセイム 、マルクスT、vuedcと、3つのブランドを店頭に追加できたタイミングでしたね。
それぞれのブランドがバッティングせず、それぞれに役割がある。という感じです。

Markus-T
1998年にデビューしたドイツのメガネブランド。CEO兼デザイナーはMarkus Temming(マルクス・テミング)氏
https://www.markus-t.com/en

vue dc
ヴュー ドゥシー( Vue dc…)はフランスのアイウェアブランド。コンセプトは「more than a brand, an art of vision…」でアートを意識した提案をしている
https://vuedc.fr

ありがとうございます。その「役割」については次回詳しくお聞きしたいと思います。