voice

tonysame:メガネの田中special voice 2020AW part.01

メガネの田中ホールディングス株式会社 中山 祥子

2010年度85入社。入社後北九州→高松→ggなんば/大日→本店townでの勤務を経験し、昨年から大阪本社へ。現在は仕入れや新店の商品棚割、PB開発などを行なっている。実は引きこもりゲーマーという一面もあり、店頭とのGAPがすごいとの噂も。今のお気に入りはアイヴァンの仲間由紀恵モデル。

株式会社トニーセイムジャパン 細井 礼

トニーセイムジャパン代表取締役社長
メガネ好きが高じて、メガネの田中なんばCITY店にアルバイトで入社。その後中途採用にて正社員に(当時の社員番号は823088)。当時ライフワークだったggブログが今このvoiceに活きていると感じている36歳。

中山さん、ご無沙汰しております。

お久しぶりです!

前回が5月末でしたから、約7ヶ月ぶりのvoiceです。

前回のvoiceすごく評判が良くて、トニーセイムの販売もとても伸びています!

それは嬉しいですね。

NINAL率も17%増加しています。
お客さまからしっかり支持していただいているのだと思います。

今回のvoiceを通じて、また田中の皆様にトニーセイム を好きになっていただけると嬉しいです。

しっかり伝えていきましょう!

12月の仕入れとして、今回はTS-10806とTS-10535という、田中の中でも実績の高い2品番をチョイスさせていただきました。

ありがとうございます。

今回はただ選んでいただくだけでは無く、一緒に選んだ新色をご用意しています。

今回のテーマは「サスティナブル素材」ですね。

SDGs、サスティナブルといったキーワードはファッション業界ではよく聞かれるキーワードですが、メガネ業界ではまだまだ着手する企業は少ないですよね。

そうですね。私たちも気にはなっていたんですが、まだ未着手でした。
そんな中、小林さんや中山さんとのコミュニケーションの中で、そういったキーワードが出てきたので、今回採用した。そんな流れでした。

私もまだまだ勉強中なんですが、、、今回はマツケリ社の素材でしたよね?

https://www.mazzucchelli1849.it/pages/m49-bioplastic

はい。マツケリ社の「M49」というアセテート素材を採用しています。
俗にいうバイオアセテートですね。

特徴を改めて教えていただけますか?

はい。
アセテートは通常、フタル酸系可塑剤と呼ばれる、薬品を使用して製造します。
この可塑剤はアセテート樹脂を柔らかくする効用があり、プラスチックの加工には必須の薬品です。

可塑剤…聞いたことあります。

マツケリ社の「M49」はその可塑剤が、全て、植物由来の可塑剤に置き代えれた、バイオプラスチックなんですね。

なるほど。
どんなメリットがあるんですか?

植物由来の可塑剤を使用することで、生産時に発生する有毒な物質が軽減され、生産者の方々が健康被害を受けるリスクがとても低くなるんです。

それは大事ですね!
健康大事!

そうですよね。
もう一つ、このバイオプラスチックには、いくつか種類があるんですが、「バイオベースの生分解性」なんですね。

バイオベース…

そう。M49は主成分の68%が自然由来。
そして、生分解性も基準値を満たす水準なんだそうです。

生分解性
地中にて時間の経過とともに分解し、消滅する。国際標準化機構によると、微生物や日光、その他の要因によって、水、二酸化炭素、メタンなどの化合物に分解される可能性のある物質で、プラスチック素材を生分解性と定義するには、6ヶ月間で90%に達することが必要。

最近はこういった環境への影響などを気にする方も多いですもんね。

そうですね。接客の際にこういった素材の背景もご説明いただくことはとても有意義だと思います。

ですね!
チョイスしたデザインは間違いのないデザインなので、必ずお客様に届くと思います!

次回から、フレームをご覧いただきながらお話していきましょう。

よろしくお願いいたします。