TOPICS 一流にふさわしい
注目の眼鏡ブランド
本べっ甲の風格を
洗練のデザインで
トニーセイムが得意とするメタルブロウスタイルのテンプルに、本べっ甲を採用。内側には贅沢にもグラデーションカラーを施し、デザイン性を向上させている。重厚なブロウはチタン製で見た目を裏切る軽やかさ。
可動域を広げるスリットが施され、型崩れを防ぐ。
ブロウに入ったスリットが掛け外しの負荷を吸収

レンズに負荷が掛かりにくいフローティング構造

エグゼクティブなら、やはりメガネもラグジュアリーにキメたいところ。一般的に高級フレームは色やデザインがコンサバになりがちですが、トニーセイムのラグジュアリーライン「リミラックス」は、ブランド独自の機構を搭載したスタイリッシュなデザインに、べっ甲素材のテンプルを採用。カラーリングにもこだわり、同作ではギターの塗装に見られるサンバーストを表現するなど、スーツ姿に風格と色気を加えてくれます。
こちらは、テンプルにアセテートを採用した通常モデル。メタルブロウのシャープなスタイルと掛け心地を、より気軽に味わえる。生地の美しい色彩は、アセテートならではだ。
横顔でほど良く洒落る
コンビネーションモデル
メタル製のフロントは、正面視をすっきり仕上げたスクエア型。幅を持たせたリム周縁にはレコード盤の溝のようなラインが施され、質感を高めている。機能性を高めるNew Waveヒンジからつながるテンプルは色彩豊かなアセテート製で、横顔を印象的に演出。
レンズの厚みを隠しつつ質感を高めるレコードリム

型崩れを防ぎ調整しやすさにも寄与する波状スリット

もちろん、通常のラインにもビジネスパーソンに相応しいモデルが充実。シンプルなスクエア型のコンビネーションモデルは、「ニューウェーブ」と名付けられた波状のスリットが入ったヒンジを搭載。細やかな調整を可能にし、型崩れも防ぐというブランドの知見が詰まったパーツながら、これ見よがしでないスマートな見た目なのも◎。シーンを選ばず、なおかつ快適に掛けられるから、こちらもお仕事使いにもってこいです!
目元にニュアンスを与えるディテールが秀逸
レンズを囲うリムが二重になった、ダブルリム構造を採用。奥行き3㎜と細く仕上げたインナーリムはアウターと同系色にし、ツヤ&マットと異なる質感にすることでさりげないメリハリをプラス。目元のアクセントとなる2 本のブリッジには、型崩れを防ぐ効果も。
質感の異なる2本のリムがさりげないアクセントに

(上)旬のオーバルシェイプに艶やかな丸みと色彩が絶妙マッチ
特注の刃物を使い、リムの周縁に半円状に近い甲丸感を持たせて仕上げたモデル。それにより、正面視はすっきりとしながら、サイドからは視覚的にボリュームを感じるデザインに。トレンドのオーバルシェイプの丸みがより強調され、優しい雰囲気を後押しする。
(下)ベーシックなスクエア型はカラーで個性を加えて
ニュートラルなスクエア型を艶やかな甲丸なリムで仕上げることで、より柔らかな印象に。フロント、テンプルともに爽やかなクリアブルーをシックな柄生地が引き締めるバイカラーで、嫌みなく彩りを纏える。オフの日はカラーで個性を演出したい人にピッタリだ。
甲丸カット&磨きの技が生むツルツルの触り心地♡


0.1㎜単位の絶妙技巧が生む微差こそ大差な〝微曲〞
直接肌に触れるノーズパッドは、ブランドのこだわりが詰まった象徴的なパーツ。型から独自に起こしたこちらは、鼻梁に当たる上部はややフラットに、そこから小鼻に向けてハの字気味に広がる有機的な球面形状に。それにより肌との接地面が広く取れ、重さが一点に集中するのを防いでいる。さらに、素材には約35℃で柔らかくなる体温感知型の樹脂を採用。鼻に沿って変形するため、ズレにくく跡も付きにくいという優れものなのだ。

トニーセイムは2010年に創業。じつは日本、そして香港のメガネ業界において、一時代を築いたレジェンドたちが立ち上げたブランドです。現在ブランドの舵を取るのは、代表の細井礼さん。「トニーセイムは『共感』をコンセプトにスタートしました。2017年にはリブランディングを行い、『共感』の心をもって関わりあうすべてのヒト、モノ、コトと繋がり、ブランドとして進化していきたいという思いを込め『コネクト』を新たなコンセプトに。その際、右側と左側の言葉を繋げる意味をもつコロンを、ブランド名の末尾にプラスしたんです」
多様なユーザーと繋がるべく、価格帯もデザインのテイストも幅広く展開。一方で、すべてに共通するのは、眼鏡を快適に使うための機能性です。掛ける人に合わせた細やかな調整が可能で、さらにその形状をキープできるよう型崩れしにくい設計であることが信条。そのため生産工場と共に開発した独自機構が各モデルに採用され、洗練されたデザインにすっきり内包されているのも特徴なんです。
また、ブランドの魅力を語るうえで欠かせないのが色へのこだわりでしょう。一見落ち着いた色みでも、色合わせやグラデーションなどの表現で、表情に馴染みながら行き過ぎない個性をプラス。時には生地の柄からオリジナルで開発することもあるとか!
などなど、ここでは語り切れない魅力が詰まったトニーセイム。ぜひお店へ足を運び、ブランドの魅力にコネクトしてみては?

トニーセイム代表
細井 礼さん
メガネの小売店に勤めた後、2012年にトニーセイムへ入社し、2017年より現職。現在40歳で、社員の平均年齢も37.5歳と若く、柔軟かつグローバルな発想で新しい取組みを行う。